文学館 秋の企画展

井伏鱒二と飯田龍太  往復書簡 その四十年

作家井伏鱒二と、俳人飯田龍太の四十年に及ぶ、
心ゆたかな交流の軌跡をたどります。

                       「写真提供 山梨日日新聞社」
                 「1980(昭和55)年 飯田家奥座敷にて」



◎ 一部資料の入れ替えを行いました。(*は個人所蔵)

(後期展示 10月27日〜11月23日)

飯田龍太 井伏鱒二宛書簡 1970(昭和45)年5月13日 *
井伏鱒二「釣宿」原稿 館蔵
「新潮」1970(昭和45)年6月(「釣宿」第3回掲載) 館蔵
井伏鱒二「善福寺川 豊多摩郡井荻村(十)」原稿 杉並区立郷土博物館蔵
飯田龍太 井伏鱒二宛書簡 1981(昭和56)年10月17日 *
「新潮」1971(昭和56)年11月(「善福寺川 豊多摩郡井荻村(十)」掲載) 館蔵
井伏鱒二「はなにあらしのたとへもあるぞ さよならだけが人生だ 花発多風雨 人生足別離」軸 *
井伏鱒二絵付皿「どくだみ」



井伏鱒二絵付け皿「どくだみ」 個人蔵

井伏鱒二と飯田龍太  往復書簡 その四十年 作家井伏鱒二と、俳人飯田龍太の四十年に及ぶ、心ゆたかな交流の軌跡をたどります。 「山椒魚」「黒い雨」で知られる作家井伏鱒二(1898〜1993 広島県生まれ)と、山梨が生んだ戦後を代表する俳人飯田龍太(1920〜2007 山梨県笛吹市生まれ)。ふたりは1952(昭和27)年に出会い、以後、井伏が亡くなる1993(平成5)年まで、およそ40年間に及ぶ長い交友を結びました。

共に趣味であるヤマメ釣りで山梨の渓谷を歩き、「幸富講」と呼ぶ仲間たちを交えて桃や桜の花見を毎年のように楽しみました。お互いの文芸と人柄への尊敬と共感を寄せ合い、400通を超える手紙のやりとりが残されています。

本展では、ふたりの交友を、県内のゆかりの地である笛吹市境川町、下部温泉・栃代川、石和温泉、湯村温泉、清春芸術村などを交えながらご紹介します。さらに、二人が互いに贈った書画や、井伏が「雲母」へ寄せた原稿、二人の書簡、折々の写真など、およそ200点を展示します。

読書の秋の一日、こころ豊かな文芸交流の世界にふれて、お過ごし下さい。


【会期】平成22年9月18日(土)〜11月23日(火)
【休館日】9月21日(火)、27日(月)、11月4日(木)、8日(月)、15日(月)、22日(月)
【チケット料金】: 一般600(480)円 大・高生400(320)円 中・小生250(200)円* ( )は20名以上の団体、前売、宿泊者割引料金