展覧会


展覧会情報

企画展
画文交響
1998年4月25日(土)~6月28日(日)

開催概要

 

 

飯田蛇笏が主宰した俳句雑誌「雲母」は、蛇笏と交友のあった多くの画家たちが、創刊当時から表紙絵や挿絵を描いています。大正期では小川千甕・牛田雞村・小川芋銭など、俳句溢れる作風の日本画を描いた珊瑚会の人々、昭和に入ると岸田劉生・椿貞雄・河野通勢・土屋義郎ら新しい日本の洋画をめざした草土社の人々。第二次世界大戦後は向井潤吉・朝井閑右衛門・のむら清六をはじめとし、多くの個性豊かな画家たちが誌面を飾りました。望月春江・近藤浩一路・三枝茂雄など、山梨にゆかりの深い画家たちも「雲母」と関わりを持ちました。また、芥川龍之介の絵画から「雲母」の表紙となった風景もあります。

 「雲母」には、画家たちが思い思いに詠んだ俳句や、折々の旅の印象を綴った紀行文などがみられ、文学と美術の自由で濶達な交流がうかがえます。