展覧会


展覧会情報

企画展
文士の友情 芥川龍之介と菊池寛・久米正雄
2003年9月27日(土)~11月30日(日)

開催概要

漱石に「鼻」を絶賛され、文壇にデビューした芥川龍之介。戯曲「父帰る」や新聞小説「真珠婦人」で一世を風靡し、文芸春秋社を創設した菊池寛。学生時代より俳句の才能を発揮し「魚城の三汀」と称され、後に戯曲や小説など多彩な文芸活動を繰り広げた久米正雄。

旧制第1高等学校で出会い、以来文芸間として磨き合い、時に反発し合い、高め合った三人の交友は、終生変わることがなかった。本展では、三人の友情に光を当てながら、その生涯、創作活動、同時代の作家との交流をたどってゆく。