展覧会


展覧会情報

■常設展

秋の常設展期間限定公開(後期) 夏目漱石生誕150年記念 第四弾「漱石と芥川龍之介」
平成29年10月17日(火)~12月3日(日)

芥川龍之介は、1915(大正4)年に初めて漱石山房を訪れた翌年、「漱石を第一の読者」として仲間たちとともに第四次「新思潮」を創刊しました。漱石は、創刊号に掲載された芥川の小説「鼻」を賞賛し、その才能を愛しました。芥川に期待する漱石と、漱石を敬愛する芥川。近代文学史に大きな足跡を残した二人の交流の様子がわかる書簡や原稿を紹介します。

 

 ◎夏目漱石 なつめ そうせき 1867~1916  

小説家。東京生まれ。本名は金之助。松山中学、第五高等学校の教師を経て、1900(明治33)年、イギリスに留学。帰国後、第一高等学校、東京帝国大学講師で英文学を教える。1905(明治38)年、「ホトトギス」に発表した「吾輩は猫である」が大きな反響を呼ぶ。1907(明治40)年には、教職を辞し、朝日新聞社に入社して創作に専念し、「虞美人草」「三四郎」「それから」などの名作を残した。

 

 ◎芥川龍之介 あくたがわ りゅうのすけ 1892~1927 

小説家。東京生まれ。東京帝国大学在学中の1915(大正4)年11月に、「帝国文学」に「羅生門」を発表。本作は、芥川が初めて出版した短編小説集『羅生門』のタイトルにもなった。翌年に、菊池寛、久米正雄らと第四次「新思潮」を創刊。創刊号に掲載された「鼻」が、夏目漱石に賞賛され、文壇から大きな注目を集めた。

 

 ☆「漱石と芥川龍之介」終了後、12月5日(火)から平成30年3月11日(日)まで、冬の常設展として 「詩人・小林冨司夫」を開催します。

 

 

開催概要

 【開催概要】

名  称: 平成29年度 秋の常設展

会  場: 山梨県立文学館 2F 展示室A

会  期: 2017年10月17日(火)~12月3日(日)

休 館日: 月曜日(11月20日は開館)    

        開館時間: 午前9:00~午後5:00(入室は午後4:30まで)

主  催: 山梨県立文学館

  

【観覧料】一般:320円(250円)、大学生:210円(170円)

*( )内は20名以上の団代料金、県内宿泊者割引料金

*高校生以下の児童・生徒は無料

*65歳以上の方は無料(健康保険証等持参)

*障害者手帳をご持参の方はご本人と介護の方1名が無料

展示資料より

冬の常設展 期間限定公開 詩人 ・ 小林冨司夫 生誕100年
2017年12月5日(火)~2018年3月11日(日)

  

常設展示室では、春夏秋冬年4回の展示替えとともに、選りすぐりの資料を期間限定で紹介するコーナーを設けています。

冬の常設展では、生誕100年を迎える詩人・小林冨司夫の足跡をたどります。

 

 小林冨司夫 こばやし としお 1917~1996  

詩人。西八代郡市川三郷町生まれ。上京した昭和10年代より詩作をはじめ、詩誌「四季」に作品を投稿。1941(昭和16)年に中国の青島に渡り青島新報社に新聞記者として入社、1943年には同地で詩誌「錨地(びょうち)」「華北詩人」に参加する。翌年2月、現地召集にあい、中国各地を転戦する。

終戦後、郷里に戻り山梨日日新聞社に入社。詩誌「日本未来派」に所属し、県内の「詩人群」「未踏」「甲府派」などに作品を発表した。詩集に『きいろい炎』(1949年)、『遠景』(1985年)がある。

山梨日日新聞社の文化部長の仕事を通じて多くの文学者との交流を持ち、中でも、俳人・飯田蛇笏・龍太とは深い親交があった。蛇笏俳句への共感が『蛇笏百景』(1979年)として、また中国文明への傾倒が評論『八大山人』(1982年)となって結実する。

県内にある太宰治、中里介山、中村星湖、前田晁、飯田蛇笏などの文学碑建碑、山梨県立美術館、山梨県立文学館建設にも尽力した。

 

 

開催概要

 【開催概要】

 

名  称: 平成29年度 冬の常設展

会  場: 山梨県立文学館 2F 展示室A

会  期: 2017年12月5日(火)~2018年3月11日(日)

休 館 日: 月曜日(1月8日、2月12日は開館)、12月25日(月)~1月1日(日)、

        1月9日(火)~1月16日(火)、2月13日(火)    

        開館時間: 午前9:00~午後5:00(入室は午後4:30まで)

主  催: 山梨県立文学館

  

 

【観覧料】一般:320円(250円)、大学生:210円(170円)

*( )内は20名以上の団代料金、県内宿泊者割引料金

*高校生以下の児童・生徒は無料

*65歳以上の方は無料(健康保険証等持参)

*障害者手帳をご持参の方、及びその介護をされる方は無料

展示資料より

おもな展示資料

 

・「戦野詩抄 麥原」ノート

・青島時代のノート

・随筆「山廬周遊」原稿

・「蛇笏百景」ノート

・小林冨司夫「秋しかと竹に声寄す狐川」書

・自筆年譜

・小林冨司夫 画 「壺とかすみ草」油彩

・愛用の硯・落款印

 

このほか、「飯田蛇笏・飯田龍太記念室」では、冬の俳句の書画を中心に、展示します。 樋口一葉、芥川龍之介、太宰治など、山梨出身・ゆかりの作家コーナーの資料を一部入れ替えます。