常設展示室では、春夏秋冬の年4回の展示替えとともに、選りすぐりの資料を期間限定で紹介するコーナーを設けています。
冬の常設展では、詩人・米澤順子(よねざわ のぶこ)の収蔵資料を展示公開します。
米澤順子(よねざわ のぶこ) 1894(明治27)年11月22日 ~ 1931(昭和6)年3月21日
書家渡邊沙鷗の長女として東京神田小川町に生まれる。1912(明治45)年頃より詩作に入り、みずから装幀・編集にあたった同人誌「無憂樹」に初めて詩を発表。1917(大正6)年4月、甲府市出身の歯科医米澤理藏(まさたみ)と結婚。1919(大正8)年11月、詩集『聖)水盤』を自費出版。その後、詩誌「日本詩人」「地上楽園」や文芸雑誌「女人芸術」などにも発表した。やがて小説も手がけ、中村星湖(山梨県富士河口湖町生まれ)の指導を受ける。1928(昭和3)年「時事新報」へ応募した長編小説「毒花」が一等に入選、同紙に144回連載された。今後の活動が期待されたが1931(昭和6)年、急性肺炎のため逝去。
【会 場】山梨県立文学館 展示室A
【展示期間】2016年12月6日(火)-2017年3月20日(月・祝)
【休館日】月曜日(祝日の場合は翌日)、12月26日(月)~1月1日(日)、1月10日(火)~1月17日(火)
【時間】9:00-17:00(入室は16:30まで)
【観覧料】
常設展 | ||
個人 |
団体(20名以上) |
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一般 |
320円 |
250円 |
大学生 | 210円 | 170円 |
65歳以上の方、障がい者及び介護者、並びに高校生以下の児童・生徒の観覧料は無料です。
県内宿泊者は団体料金となります。