教育プログラム


文学館をご活用いただくために、先生方の「何ができるの?」「むずかしくないの?」にお応えします。


学習プログラム

いずれも展示室に入る前に、見学上の注意などについてお話するオリエンテーションの時間が必要となります。

◯ワークシートを利用したプログラム

  • 学習プログラム
    わたしはだあれ

    展示室Aで紹介する作家のうち、主要な12人についてクイズに答えながら学べるプログラムです。

    所要時間 場所 人数 対象
    20分~ 展示室A 最大70名程度 小中高校生
  • 文豪ビンゴ
    文豪ビンゴ

    展示室A、展示室Cで紹介する作家や事柄について、ビンゴゲームの形式で楽しく学べるプログラムです。

    所要時間 場所 人数 対象
    40分~ 展示室AおよびC 最大70名程度 小中高校生
  • 文学の柱クイズ
    文学の柱クイズ

    庭園に配された24本の柱に、有名な文学作品の一節が刻まれています。ウォークラリー形式でこれらの柱をめぐり、クイズに解答します。

    所要時間 場所 人数 対象
    30分~ 庭園 最大70名程度 小中高校生
  • 企画展・特設展チャレンジクイズ
    企画展・特設展チャレンジクイズ

    企画展や特設展などを見てクイズに答えることで展示について学びます。

    所要時間 場所 人数 対象
    20分~ 展示室C 最大70名程度 小中高校生

◯文学解説

  • 文学解説
    文学解説

    滞在時間や学校での学習内容などに応じて、20分程度から文学解説を行います。

    所要時間 場所 人数 対象
    20分~ 応相談 最大70名程度 小中高校生

探究活動

先生方と相談して、児童・生徒の調べ学習を支援します。以下はこれまでに実施した活動の一例です。

  • 学校文学館プロジェクト
    学校文学館プロジェクト

    学校での調べ学習を最終的に展示のかたちにまとめます。調べ学習の内容は学校の先生と相談して決定しますが、展示の方法などについて出前授業を通してアドバイスします。調べ学習の内容にもよりますが、1回1時間で3回以上の所要時間になります。図書委員会や文芸部などの活動の一環としても利用できます。

    所要時間 場所 人数 対象
    3日〜 文学館・学校 40名程度 小中高校生

貸出教材

文学館の貸出教材は、現在以下の5セットがあります。まずはお電話にてお問い合わせください。館の職員がお持ちします。

◯移動文学館「啄木セット」

  1. 等身大パネル
    1、等身大パネル
  2. 短歌パネル(10枚)
    2、短歌パネル(10枚)

2の短歌パネルは好きな短歌パネルにシールを貼ることのできる参加型展示です。

◯移動文学館「飯田蛇笏、龍太のちまちま人形セット」

  1. ちまちま人形
    1、ちまちま人形 其の一
  2. ちまちま人形2
    2、ちまちま人形 其の二

北海道のイラストレーター高山美香さんに作っていただいたちまちま人形です。2セットあります。

◯移動文学館「村岡花子と赤毛のアンセット」

  1. 花子の大型絵本
    1、花子の大型絵本
  2. アンの立体パネル
    2、アンの立体パネル
  3. 衣装
    3、赤毛のアンの衣装

村岡花子の生涯と作品、また知られざるエピソードを紹介する大型絵本の他に、赤毛のアンの物語の舞台となったプリンスエドワード島を、吉村和敏さんの写真で紹介します。

◯移動文学館「宮沢賢治~イーハトーブの世界・嘉内(かない)との友情物語」

  1. 「銀河鉄道の夜」星空写真(2枚)
    1、「銀河鉄道の夜」星空写真(2枚)
  2. カラーポスター(2枚)
    2、カラーポスター(2枚)
  3. イーハトーブ 木の模型
    3、イーハトーブ 木の模型

パネルや星空写真、木の模型を通して賢治の生涯や保阪嘉内との友情、作品世界に触れることができます。

◯移動文学館「芥川龍之介の夏休み」

  1. 解説パネルセット(3枚)
    1、解説パネルセット(3枚)
  2. バナーセット(3種類)
    2、バナーセット(3種類)
  3. イラストスタンディ
    3、イラストスタンディ

過去の特設展「芥川龍之介の夏休み」で使ったものを貸出セットとして調えました。12・16・24歳の芥川の夏休みの様子がわかるセットです。

※申請書・報告書は、FAXまたはメールにてお送りください。
FAX:055-226-9032 メール:bungakukan@pref.yamanashi.lg.jp

◯映像資料の貸出

映像資料の貸出を行っています。貸出期間は1ヶ月以内です。貸出リストについてはお問い合わせください。


その他 ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、変更させていただくことがあります。

◯インターンシップ

山梨県立文学館では若年層の職業意識をはぐくむために職場体験、インターンシップの受け入れを行っています。以下の要領をご参照のうえ、お申込みください。

インターンシップ
実施期間 令和5年7月26日(水)~令和5年7月28日(金)
募集期間 令和5年6月1日(木)~令和5年6月30日(金)
定員 6名程度(定員に達し次第締め切ります)
対象 中・高校生(学校単位でお問い合わせください)
実施内容 ・文学館の役割、文学館で働いている人たちの仕事についての説明
・館内見学
・業務体験(名札作り、封筒宛名書き、図書カバーかけ、新聞記事のスクラップ など)
その他 ・申し込み状況に応じて各学校からの参加人数を調整します。
・具体的な実習内容は、学校(教職員や生徒)と文学館の担当双方で相談の上決定します。
・都合により実習内容の変更や実習実施を中止する場合もあります。

◯学芸員実習

山梨県立文学館では以下の要領で学芸員資格取得を目指す学生の博物館実習を受けれています。

実施期間 7月中の連続した6日間(休講日を除く)。詳しい日程は受入れ通知時にお伝えします。
実習場所 山梨県立文学館
対象 博物館学芸員資格取得のための科目単位を履修中の方
実習の全日程に出席可能な方
山梨県内の大学に在学している方または山梨県出身の方で大学在学中の方
人数 10名程度まで
申込方法 事前にお電話にてお問い合わせください。(申込先 学芸課)
申込締切 3月末日(定員に達し次第締め切ります)

◯先生方向けの研修・教育センター共催教員研修

展示見学、体験型ワークショップを通して教育課程への還元を図っていただけます。

実施日時 令和5年7月27日(木) 13:30~16:30
講師 教育普及スタッフ
会場・定員 文学館研修室(20名)
申込方法 教育センターへ直接お申し込みください。

◯先生方向けの研修・教師のための学習会

特設展・企画展について、解説を聞きながら観覧し、研修します。

日時 (1)令和5年11月16日(木)
(2)令和6年2月8日(木)
会場・定員 展示室
申込方法 各校に送付するご案内に添付された所定のFAX用紙をお使いください。

◯出前講座

  • 1.実施要綱「山梨県立文学館出前講座実施要綱」(PDF)を確認し希望内容、日時などを文学館まで電話(055-235-8080)でお問い合わせください。内容によりますが、希望日の3か月前までにご連絡ください。
  • 2.「文学館出前講座申請書」(Word)をダウンロードし、記入の上メールまたはFAXにて申請してください。

    ※メールの件名を「文学館出前講座申請(団体名)」としてください。

    ※申請書を確認し、承諾書をメールまたはFAXにてお送りします。
    メールアドレス:bungakukan@pref.yamanashi.lg.jp  FAX:055-226-9032

その他

  • ・内容によってPCやプロジェクターなどをご用意いただく場合があります。
  • ・受講後「出前講座受講後アンケート」(Word)にご協力ください。メールまたはFAXにてお送りください。
  • ・費用は一切かかりません。(資料の印刷をお願いする場合があります。)

これまでの実施例

  • ●短歌教室
    時間
    90分
    人数
    131名
    短歌教室

    館長を講師に、短歌の基本的な構造と作品添削の方法を学びました。

  • ●俳句教室
    時間
    最長約2時間
    人数
    100名程度
    俳句教室

    北杜市放課後子ども教室の様子です。

  • ●文学教室
    時間
    90分
    人数
    7名
    文学教室

    16才の芥川龍之介が歩いた丹波山の様子を、当時の日記を読み味わいながら想像しました。

  • ●職業講話
    時間
    60分
    人数
    35名
    職業講話

    文学館の役割や学芸員の仕事についてお話ししました。

◯高校生のための文学創作教室

高校生の文芸部員を対象として文学創作教室を実施しています。

日時 講座1 令和5年6月3日(土)、10月14日(土) 小説創作教室 (川上健一先生)
講座2 令和5年9月2日(土) 短歌教室 (三枝昻之館長)
講座3 令和5年12月16日(土) 短歌教室 (三枝浩樹先生)
講座4 秋 特設展関連講演会
会場・定員 講座1 研修室・7名
講座2 研修室・10名
講座3 研修室・10名
講座4 講堂・50名
申込方法 顧問の先生を通してお申込みください。

観覧料免除申請

こちらからダウンロードしてお使いください。
・引率の場合は観覧料に丸をつけてください。
・公印を押した申請書をFAX(055-226-9032)かPDFにしてメール(bungakukan@pref.yamanashi.lg.jp)で送ってください。
・公印を押した原本は当日お持ちいただき、係の者にお渡しください。


利用上の注意

こちらをご参照ください。


よくあるご質問

Q.中学生の県内めぐりについて教えてください。
A.随時受け入れています。来館が決定したら、来館日時・人数(引率の先生の有無)・所要時間をお電話でお知らせください。滞在時間や開催されている展覧会などにより、ご案内の動線が変わります。
Q.一度に何人までの生徒が入館できますか?
A.一度に展示室に入れる人数はそれほど多くありませんが、グループ分けなどによって、できるだけゆったり見学ができるようにします。お早目にご相談ください。
Q.教育課程における見学の観覧料について教えてください。
A.未就学児、高校生以下の児童・生徒は、県内外とも観覧無料です。県内の小・中・高等学校、支援学校の校外学習等で児童・生徒を引率される先生方は、事前に申請をすることで観覧料が免除されます。「観覧料免除申請」からダウンロードしてお使いください。(文学館と美術館の両方をお使いになる場合は、それぞれご提出ください)
Q.文学館で何が見られるのか、何ができるのかわかりません。
A.現在開催中の展示についてはホームページで随時ご案内しています。また、ご来館の日に開催している展示についてはスケジュールからご確認ください。
できることは学年や校種によって変わります。詳しくはお問い合わせください。
Q.遠足での利用はできますか?
A.可能です。ただし、館内は飲食禁止です。雨天時の昼食場所についてにはお問い合わせください。(対応できない場合もございます)