やまなし文学賞


樋口一葉記念 第32回やまなし文学賞
  

 

 本賞は、平成4年4月、山梨県にゆかりの深い樋口一葉の生誕120年を記念して、山梨県の文学振興をはかり、日本の文化発展の一助とするために制定されました。令和4年度から内容を改訂し、一般部門と新たに青少年部門を加えた2部門として、小説を募集します。ふるってご応募ください。

 

未発表の小説を募集します

部門名

一般部門

青少年部門

応募資格

住所・年齢を問いません

山梨県出身・在住・在学・在勤の25歳以下の方
【生年月日が1998(平成10)年4月2日以降の方】

応募枚数

400字詰め原稿用紙30~80枚

400字詰め原稿用紙10~30枚

選考委員

町田康・堀江敏幸・青山七恵

青山七恵

やまなし文学賞(1編) 賞状・副賞100万円
やまなし文学賞佳作(2編) 賞状・副賞 30万円

やまなし文学賞青春賞(1編) 賞状・副賞図書カード10万円
やまなし文学賞青春賞佳作(3編) 賞状・副賞図書カード3万円

その他

やまなし文学賞・同賞佳作は、山梨日日新聞
紙上及び同紙電子版に掲載し、「やまなし文学
賞作品集」として刊行します。なお、受賞作の
著作権は、選考結果発表の日から2年間やま
なし文学賞実行委員会に帰属します。

やまなし文学賞青春賞・同賞佳作は、山梨日日新聞紙上及び
同紙電子版に掲載し、「やまなし文学賞」ホームページに
PDF版で掲載します。

 

1.応募方法(一般部門・青少年部門共通)

(1)郵送または電子メールで応募してください。電子メールで応募の場合、添付ファイル形式はWordまたはPDFとします。

(2)応募用紙として、表紙に以下の内容を記入してください。①部門名(一般または青少年)②題名③氏名④連絡先の郵便番号 と住所(青少年部門に応募の方で山梨県外に在住の方は、山梨県出身・在学・在勤のいずれに該当するか記載してください)⑤電話番号⑥電子メールアドレス(お持ちの方)⑦生年月日と年齢⑧応募作品の400字詰め原稿用紙換算枚数⑨今回の募集を知った方法(ホームページ,チラシ,新聞や雑誌名など)※題名と氏名にはふりがなを付け、ペンネーム使用の場合は本名を併記してください。

(3)原稿にはページ番号を記入し(本文は1ページ目から始めてください)重ねた原稿の右端をクリップ等で留めてください。(綴じ紐やホチキスは使用しないでください)。

(4)手書き原稿の場合は400字詰め原稿用紙縦書きを使用してください。鉛筆書きは不可。パソコン・ワープロ原稿の場合は、横長A4サイズの用紙に縦書きで1行40字×30行、文字サイズを 11~12ポイントに設定のうえ、作成してください。

※応募用紙の形式は、下記よりダウンロードできます。

      

 

2.募集期間 令和5年6月1日(木)~11月30日(木) (電子メールの場合は締切当日必着、郵送の場合は締切当日消印有効)

 

3.選考結果の発表 令和6年3月上旬(予定)

 

4.表彰式 令和6年3月中旬(予定)

 

5.その他

(1)同一作品で一般・青少年の両部門に応募することはできません。応募作品は自作未発表の作品に限ります。生成AIの使用は不可とします。また、ほかの文学賞やコンクール等との二重投稿はご遠慮ください。

(2)応募は各部門一人1編までとし、応募作品は返却しません。応募後の作品の修正はできません。また、作品の審査および選考についての問い合わせには応じられません。

(3)当応募により得た個人情報に関しては、「やまなし文学賞」に関する連絡・発表以外では使用しません。

(4)入賞者の氏名、住所(都道府県・市町村名)、年齢、顔写真を公表します。作品の応募をもって承諾を得たものとします。

 

6.応募・問い合わせ先

やまなし文学賞実行委員会事務局

〒400-0065 山梨県甲府市貢川一丁目5-35 山梨県立文学館内  電話 055-235-8080

山梨県立文学館ホームページ 

メールアドレス  ※このアドレスは応募専用です。問い合わせ等はできません。

 

主催/やまなし文学賞実行委員会

後援/山梨県・山梨県教育委員会・山梨日日新聞社・山梨放送

よくあるお問い合わせ

 

Q:表紙がダウンロードできません。
A:表紙がダウンロードできない場合には、ご自分で表紙をお付け下さい。表紙には、題名・400字詰め換算枚数・連絡先の郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・年齢・性別・(ペンネーム)を明記して下さい。2枚目の1行目から本文となります。

 

Q:一度出した作品の一部を差し替えたいのですが?
A:差し替えは受け付けておりません。差し替えをした作品を再度お送りください。

 

Q:ワープロのページ設定ができません。
A:ワープロをお使いになる場合の規定に従って設定をしていただくことが望ましいです。手書きの場合には市販の原稿用紙をお使いください。

 

Q:同人誌に発表した作品は既発表扱いになりますか?(小説部門)
A:なります。ご応募いただけません。

 

Q:原稿はどのようにまとめますか?
A:表紙とともに右上をクリップ等でとめてください。綴じ紐やホチキスはご利用にならないでください。

 

Q:送った作品が締切に間に合ったかどうか知りたい。
A:作品の受入れについてのお問い合わせには応じられません。

 

Q:文学賞を受賞した場合、賞金はいつ振り込まれますか?
A:表彰式終了後、3月中には振込が完了します。

 

Q:文学賞の過去の受賞作品は読めますか?
A:主要都市の公立中央図書館には文学賞受賞作品の単行本を納めている館がございます。最寄りの公立図書館で検索サービスをご利用ください。また、山梨県内の公立図書館ではどこでもご覧いただけます。 ご購入につきましては、当館協力会(055-235-8080)までお問い合わせください。送料をご負担いただき、書籍をお送りすることも可能です。

 

Q:自分の作品がなぜ受賞できなかったのか教えて欲しい。
A:選考内容にかかわるお問い合わせには応じかねます。表彰式での選評などを参考になさってください。

 

樋口一葉記念 第32回 やまなし文学賞選考結果発表

 山梨県の文学の振興と日本の文化の発展に寄与することを目的として、平成4年度に創設された「やまなし文学賞」は令和5年度で32回目を迎えました。本年度も一般部門と青少年部門の2部門で作品を募集しました。
 受賞作は以下のとおりです。

 

〇一般部門

 

・やまなし文学賞     宮本 彩子みやもと あやこ    「クレソン」

・やまなし文学賞佳作   小林 安慈こばやし あんじ    「流刑地るけいちにて」

・やまなし文学賞佳作   春名 美咲はるな みさき    「二人、溺ふたり   おぼ れてる」

 

 副賞 やまなし文学賞100万円   同佳作 30万円

 

※やまなし文学賞、同佳作受賞作品は山梨日日新聞紙面に掲載予定です。
 また、やまなし文学賞受賞作品集として刊行予定です。

 

 

第32回やまなし文学賞 小説部門 候補作品

流刑地にて

小林 安慈

半人前のピエロ

秋 あきら

やがて海へ流れる

吉田 詩織

たかしさんの遺産

山本 晋一郎

クレソン

宮本 彩子

はじまりは色褪せない

坂本 美緒

贋作

荒井 りゅうじ

限界集落ですが何か

内山 眞知子

靴紐

原 凪利

旅路

広瀬 紗希

私の庭

遠山 さわ

黄金虫

益田 和則

見えざる神の手

やまやしげる

帰巣に至るまで

萩 健人

二人、溺れてる

春名 美咲

嬉し涙

四葉

賞金稼ぎ

如月 七日

カリニョーゾ

小山内 達雄

長靴をはいた作家

浜田 毅

オンドリ

島尻 勤子

 

 

○研究・評論部門

今年度、研究・評論部門はありません。

 

 

〇青少年部門

 

・やまなし文学賞青春賞     河野 日奈こうの ひな    「雪崩なだれ

・やまなし文学賞青春賞佳作   林 翔太 はやし しょうた     「可惜夜の向こう側あたらよ む  がわ

・やまなし文学賞青春賞佳作   丹澤 みきたんざわ       「音を紡ぐおと つむ 

・やまなし文学賞青春賞佳作   該当なし

 

 副賞 やまなし文学賞青春賞 図書カード10万円   同佳作 図書カード3万円

 

 

〇表彰式

令和6年3月16日(土) 山梨県立文学館 研修室

 

 

〇応募・選考状況

・応募状況

一般部門   621編(昨年度417編)

青少年部門   21編(昨年度20編)

 

・選考委員

一般部門   町田 康、堀江敏幸、青山七恵

青少年部門   青山七恵

 

・選考会   令和6年2月15日(木) 東京都内 都道府県会館409会議室

 

 


 

〇過去の受賞作

第1回から第30回までの受賞作(小説部門、研究・評論部門)はこちらをご覧ください。

 

〇過去の選評

≪小説部門≫

第26回小説部門 選評はこちら  第31回小説部門 選評はこちら

第27回小説部門 選評はこちら

第28回小説部門 選評はこちら

第29回小説部門 選評はこちら

第30回小説部門 選評はこちら

 

≪青少年部門≫

第31回青少年部門 選評はこちら

 

≪研究・評論部門≫(第30回まで)

第26回研究・評論部門 選評はこちら

第27回研究・評論部門 選評はこちら

第28回研究・評論部門 選評はこちら

第29回研究・評論部門 選評はこちら

第30回研究・評論部門 選評はこちら