1907(明治40)年、自然主義文学の隆盛期に小説「少年行(しょうねんこう)」で文壇に登場した中村星湖(なかむら せいこ 1884~1974)の生涯と作品を取り上げます。当館においては1994(平成6)年の企画展以来、30年ぶりの展覧会です。改めて明治、大正、昭和を生きた郷土の文学者が残した仕事を紹介します。
令和4年度から令和5年度にかけて、当館が新たに収蔵した資料の中から、作家の直筆原稿や書簡、色紙や掛け軸などの書画を展示します。
作家の個性豊かな筆跡の魅力とともに、資料から読み解ける交友関係や日常の様子、創作の背景を紹介いたします。
春の常設展では、深沢七郎(1914~1987 小説家 山梨県笛吹市生まれ)の生誕110年を記念した展示を行います。