展覧会


展覧会情報

秋の常設展
期間限定公開コーナー
山梨の現代作家  辻村深月
2021年9月14日(火)~11月28日(日)

開催概要

*常設展示室では、春夏秋冬年4回の展示替えとともに、選りすぐりの資料を期間限定で紹介するコーナーを設けています。

秋の常設展では、現代の文学界の第一線で活躍する笛吹市出身の小説家・辻村深月を紹介します。2004(平成16)年に第31回メフィスト賞を受賞したデビュー作「冷たい校舎の時は止まる」浄書原稿ほか、第32回吉川英治文学新人賞受賞の『ツナグ』署名本、第147回直木賞受賞の『鍵のない夢を見る』単行本、第15回本屋大賞受賞の『かがみの孤城』署名本などを展示します。

 

■ 辻村 深月(つじむら みづき)

1980(昭和55)年2月29日、山梨県笛吹市生まれ。山梨学院高等学校、千葉大学教育学部卒。高校時代から書き始めた「冷たい校舎の時は止まる」で、第31回メフィスト賞を受賞し、作家デビューする。 2011(平成23)年に『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞受賞、2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞受賞、2018年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞受賞。他に、山梨を舞台にした『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』、映画化された『太陽の坐る場所』『朝が来る』など多数の著書がある。現在は、2020年コロナ禍の夏を舞台に青春を描く「この夏の星を見る」を東京新聞、山梨日日新聞等で連載中。

 

 


■ 主な展示資料

「冷たい校舎の時は止まる」浄書原稿(2017年の当館特設展「作家のデビュー展」のために執筆)

・限定愛蔵版『冷たい校舎の時は止まる』(2019年6月 講談社)

・『ロードムービー』初版署名本(2010年9月 講談社)

・『ツナグ』初版署名本(2010年10月 新潮社)

「冷たい校舎の時は止まる」浄書原稿

 


 

このほか、「飯田蛇笏・飯田龍太記念室」では、秋の俳句の書画を中心に展示します。

樋口一葉、芥川龍之介、太宰治など、山梨出身・ゆかりの作家コーナーの資料を一部入れ替えます。

 


開催概要

名  称: 2021(令和3)年度 秋の常設展 期間限定公開コーナー

        「山梨の現代作家 辻村深月」

会  場: 山梨県立文学館 2F 展示室A

会  期: 2021年9月14日(火)~11月28日(日)

休 館 日:  月曜日(9月20日は開館) 

開館時間: 9:00~17:00(入室は16:30まで)

主  催: 山梨県立文学館