樋口一葉の次兄虎之助の薩摩焼花瓶と一葉の小説「うもれ木」関連資料を展示中!
一葉の6歳年上の兄樋口虎之助(ひぐち とらのすけ1866~1925)は、15歳で陶工の成瀬誠志(なるせ せいし)に弟子入りし、修行の末、薩摩焼の絵付師として活動しました。
一葉が1892(明治25)年に発表した小説「うもれ木」は、虎之助に取材をして書き上げた小説で、薩摩焼の絵付師入江籟三 (いりえ らいぞう)と妹お蝶が登場します。
細密描写が際立つ虎之助の作品と一葉直筆の小説「うもれ木」関連資料をご覧ください。
【名称】樋口一葉の次兄虎之助の薩摩焼花瓶と一葉の小説「うもれ木」関連資料を展示中!
【会場】常設展第1室(展示室A) 樋口一葉コーナー
【会期】2024年11月15日(金)~2025年2月2日(日)
【休館日】月曜日、12月28日~1月1日、1月14日~21日
【開館時間】9:00~17:00(入室は16:30まで)
【観覧料】一般 330円(260円) 大学生 220円(170円)
※()内は20名以上の団体料金・県内宿泊者割引料金
※高校生以下の児童・生徒は無料
※65歳以上の方は無料(健康保険証等持参)
※障害者手帳をご持参の方、およびその介護をされる方は無料
※11月20日(水)県民の日はどなたでも無料
![]() 樋口虎之助作 薩摩焼金襴手花瓶 |
![]() 樋口一葉 「うもれ木」未定稿 1892(明治25)年 |
◇展示資料
・樋口虎之助 薩摩焼金襴手花瓶 一対
・樋口虎之助 薩摩焼絵皿「東海道五十三次 品川」
・樋口一葉「うもれ木」未定稿
・樋口一葉「三尺の細口臺付龍耳の花瓶」図
・「都の花」第95号 1892(明治25)年11月20日 金港堂