展覧会


展覧会情報

春の常設展 テーマ展示
「檀一雄 歿後50年」
2026年3月10日(火)~5月31日(日)

開催概要

 常設展では、季節ごとの展示替えの際、特設のテーマ展示のコーナーを設けています。
 令和8年度春のテーマ展示は、歿後50年を迎える小説家・檀一雄だんかずお(1912~1976 都留市生まれ)を紹介します。
 檀一雄は、1951(昭和26)年に「真説石川五右衛門」「長恨歌ちょうごんか」で第24回直木賞を受賞し、私小説や歴史小説など様々なジャンルの小説を発表していきました。15年以上かけて執筆された「火宅の人」は代表作として知られています。
 展示では、檀一雄の自筆原稿や書画、書簡、著書などをご覧いただきます。

 

 

■檀 一雄

1912~1976
 南都留郡谷村町みなみつるぐんやむらちょう(現・都留市谷村)に生まれる。
 父・参郎は現在の福岡県柳川市沖端出身で、1907(明治40)年に山梨県立工業学校に図画の教員として赴任、1914(大正3)年に退職した後は一家で帰郷した。
 檀一雄は、東京帝国大学在学中に佐藤春夫に師事し、1934(昭和9)年に太宰治らと「青い花」を創刊、翌年「日本浪漫派」と合流し、保田與重郎、亀井勝一郎らと出会う。1942年から45年まで陸軍報道班員として中国に渡った。戦後、亡妻と遺児との生活を描いた「リツ子・その愛」「リツ子・その死」で文壇に復帰。1951年、「真説石川五右衛門」「長恨歌」により第24回直木賞を受賞した。 「火宅の人」は「新潮」誌上に約15年、21回にわたり連載、部分的に再構成されて1975年に単行本化、ベストセラーとなった。

 

 

【名称】2026(令和8)年度 春の常設展 テーマ展示

     「檀一雄 歿後50年」

【会場】山梨県立文学館 2F 展示室A

【会期】2026年3月10日(火)~5月31日(日)

【休館日】
月曜日(4月27日、5月4日は開館)
5月7日(木)

【開館時間】9:00~17:00(入室は16:30まで)

【観覧料】一般 330円(260円) 大学生 220円(170円)

※( )内は20名以上の団体料金・県内宿泊者割引料金
※大学生は学生証を提示

次の方は無料

※高校生以下の児童・生徒(高校生は学生証を提示)

※65歳以上(年齢が分かるものを提示)

※障害者手帳持参者とその介護者

 

おもな展示資料

 

檀一雄「惑いの部屋」(「火宅の人」第2章)原稿
「新潮」1961年10月号掲載

 この原稿のほか、冒頭部分の草稿が4通り残されている。

 

 

 

檀一雄
「モガリ笛いく夜もがらせ花ニ逢はん」色紙

 絶筆となった句。1976年1月2日に逝去。

 

 

この他の展示資料より
「リツ子・その愛」「リツ子・その死」原稿
「真説石川五右衛門」新聞切り抜きスクラップ帳
玉井徳太郎 画「少年猿飛佐助」新聞連載挿絵原画
「おめざの要る男」原稿                          など約20点

 

常設展ではこのほか、樋口一葉、芥川龍之介、山本周五郎、深沢七郎、山崎方代コーナーなどの資料を一部入れ替えます。飯田蛇笏・飯田龍太記念室では、春の俳句の書を中心にご覧いただけます。