展覧会


展覧会情報

■特設展

特設展「歿後50年 山本周五郎展」
2017年4月29日(土・祝)~6月18日(日)

開催概要

 

 

◎山本周五郎

1903(明治36)年6月22日、大月(おおつき)市初狩町(はつかりまち)生まれ。本名清水三十六(さとむ)。原籍地は韮崎(にらさき)市大草町(おおくさまち)。1907(明治40)年8月、豪雨による山津波が北都留一帯を襲い、祖父母、叔父、叔母を喪う。7歳頃、東京に移転した。1916(大正5)年、現在の横浜市立西前小学校を卒業後、東京・木挽町の質店「きねや」山本周五郎商店に徒弟として住み込む。筆名はこの店主に由来する。

1926(大正15)年4月、「文藝春秋」に「須磨寺附近」を発表、これが文壇出世作となる。その後、浦安、鎌倉、馬込、本牧に住む。1943(昭和18)年9月、第17回直木賞に『小説日本婦道記』が推されたが辞退、その後も『樅ノ木は残った』が毎日出版文化賞となるが辞退、『青べか物語』が文藝春秋読者賞に推されたが辞退している。

戦後、「赤ひげ診療譚」「おさん」「さぶ」などの作品で幅広い読者を獲得。映画化、舞台化された作品も多い。1967(昭和42)年2月14日、63歳で死去。甲州を舞台にした作品に「明和絵暦」(山県大弐が主人公)、「山彦乙女」(武田家再興の物語)などがある。

 

【会場】山梨県立文学館 展示室C

【会期】2017年4月29日(土・祝)-6月18日(日)

【休館日】月曜日(5月1日は開館)

【時間】9:00-17:00(入室は16:30まで)

【観覧料】本特設展は常設展チケットでご観覧いただけます。

     常設展
   個人

団体(20名以上)

一般

   320円

250円
大学生    210円 170円

65歳以上の方、障がい者及び介護者、並びに高校生以下の児童・生徒の観覧料は無料です。

県内宿泊者は団体料金となります。

おもな展示資料

 

◎主な展示資料

・山本周五郎「しゞみ河岸」原稿 神奈川近代文学館蔵

・山本周五郎「虚空遍歴」原稿 神奈川近代文学館蔵

・山本周五郎「原田甲斐―続樅ノ木は残った」原稿 神奈川近代文学館蔵

・佐多芳郎画「原田甲斐―続樅ノ木は残った」挿絵原画 神奈川近代文学館蔵

・山本周五郎初期草稿

・山本周五郎「夏草戦記」原稿 

・山本周五郎「青べか物語」原稿 

・山本周五郎「わが野鳥たち」原稿 

・山本周五郎「おごそかな渇き」原稿

・風間完「樅ノ木は残った」イメージ画

・映画「椿三十郎」、「どですかでん」、「赤ひげ」、「さぶ」ポスター 

・山本周五郎著書、初出雑誌 

  

◎関連イベント

○映画会

5月14日(日)「椿三十郎」 原作:山本周五郎「日日平安」

監督:黒澤明 出演:三船敏郎 仲代達矢ほか 1962年 東宝 96分

6月10日(土)「青葉城の鬼」 原作:山本周五郎「樅ノ木は残った」

監督:三隅研次 出演:長谷川一夫 高田美和ほか 1962年 大映 101分

両日ともに講堂 定員:500名 13:30~ 申し込み不要

 

○ワークショップ

「ペーパークイリングで風鈴を飾ろう!~周五郎が描いた江戸の暮らしをイメージして~」

講師 佐々木綾子(ペーパークイリング作家)

日時:6月4日(日)13:30~15:00

会場:当館研修室(定員15名)

 

○年間文学講座3「山梨の文学」

 第1回「書簡に見る周五郎の心情」保坂雅子(当館学芸課長)

日時:5月21日(日)14:00~15:10

会場:当館研修室(定員150名)

*年間文学講座3は5月~2018年1月まで4回開講します。

 

○閲覧室資料紹介「山本周五郎を読む」

日時:4月29日(土・祝)~6月18日(日)

会場:閲覧室 入場無料

*山本周五郎の著作や研究書を紹介。資料は手にとってご覧いただけます。

・閲覧室展示 

山本周五郎 歿後50年 4月29日(土・祝)~6月18日(日)

 著書、作品掲載雑誌、研究書等を展示。

 

■常設展

春の常設展 推理小説の開拓者 木々高太郎(きぎたかたろう)生誕120年
2017年 3月22日(水)~6月4日(日)

常設展示室では、春夏秋冬年4回の展示替えとともに、選りすぐりの資料を期間限定で紹介するコーナーを設けています。
春の常設展では、山梨県甲府市出身で「人生の阿呆」により第4回直木賞を受賞した作家・木々高太郎の資料を公開します。
 

開催概要

 

木々高太郎 きぎたかたろう 1897~1969

山梨県西山梨郡山城村字下鍜冶屋(現・甲府市下鍛冶屋町)生まれ。

本名は林髞(はやしたかし)。

1915(大正4)年、山梨県立甲府中学校を卒業、上京し詩人・福士幸次郎に師事。

その後、慶應義塾大学医学部に学び、大脳生理学者として研究、翻訳、随筆などを発表する。

1934(昭和9)年、海野十三(うんのじゅうざ)の勧めで、雑誌「新青年」に「網膜脈視症」を発表。1937年には、雑誌「シュピオ」を海野、小栗虫太郎とともに創刊、さらに前年発表した「人生の阿呆」で第4回直木賞を受賞する。

戦後は、慶應義塾大学医学部教授となる一方、『推理小説叢書』を監修し、初めて「推理小説」の名称を用いたり、江戸川乱歩と探偵小説の芸術性をめぐって論争を繰り広げた。

1951年より雑誌「三田文学」の編集に携わり、松本清張や柴田錬三郎の活躍の場を与え、1963年に雑誌「小説と詩と評論」を創刊、新人の育成に努めた。

 

【会 場】山梨県立文学館 展示室A
【展示期間】2017年3月22日(水)-6月4日(日)
【休館日】月曜日(3月20日、5月1日は開館いたします)、3月21日(火)
【時間】9:00-17:00(入室は16:30まで)
【観覧料】

 

     常設展
   個人

団体(20名以上)

一般

   320円

250円
大学生    210円 170円

高校生以下の児童・生徒の観覧料は無料です。

障がい者手帳をご持参の方はご本人と介護の方1名が無料

県内宿泊者は団体料金となります。

 

 

展示資料より

おもな展示資料

・木々高太郎 原稿

  「盲ひた月」 「笛吹」 「美の悲劇」

 

・木々高太郎宛書簡

   夢野久作、松本清張、小栗虫太郎、江戸川乱歩、海野十三

 

・木々高太郎 画 「折蘆」カット

 

・「木々高太郎を喜ぶ会」(直木賞受賞記念会)寄せ書き