幼少期の記憶や繊細をみずみずしく描いた「幽霊」、東京の精神病院を舞台に個性豊かな登場人物が織りなす長篇小説「楡家の人びと」、みずからの体験を軽妙に語る「どくとるマンボウ」シリーズなど、多彩な作品で多くの読者に愛された北杜夫(きたもりお 本名齋藤宗吉 1927~2011)。齋藤茂吉の次男に生まれ、精神科医をつとめながら作家としてのスタートを切ったその生涯は起伏に富み、私生活の様々な側面が話題を呼びました。本展は、清新な詩情とユーモアをたたえた作品によって現代文学に独自の足跡をのこした北杜夫の魅力を、若き日の山梨との関わりにふれつつ、原稿、書簡、書画など約150点の資料で紹介します。
賢治自筆の手紙73通を公開
詩、童話に独自の世界を切り開いた宮沢賢治。
山梨県出身の親友・保阪嘉内に宛てた73通の手紙から、二人の生涯と友情をたどります。
常設展示室では、春夏秋冬の年4回の展示替えとともに、選りすぐりの資料を期間限定で紹介するコーナーを設けています。
冬の常設展では、詩人・米澤順子(よねざわ のぶこ)の収蔵資料を展示公開します。
常設展では、春夏秋冬年4回の展示替えとともに、選りすぐりの資料を期間限定で紹介するコーナーを設けています。
秋の常設展では、武田泰淳(たけだ たいじゅん)の資料を期間限定で公開します。
常設展示室では、春夏秋冬年4回の展示替えとともに、選りすぐりの資料を期間限定で紹介するコーナーを設けています。
夏の常設展では、山梨の地に親しんだ歌人・与謝野晶子の山梨ゆかりの資料を中心に展示をします。