展覧会


年間スケジュール(2019年)

企画展

開館30周年記念企画展 「宮沢賢治展 ようこそイーハトーブの世界へ」
9月21日(土)~11月24日(日)

詩、童話に独自の世界を切り開き、現在も多くの愛読者を持つ宮沢賢治。賢治は作品の中で故郷岩手を「イーハトーブ」と呼び、理想の世界を描き出しました。本展では、賢治作品の魅力と37年の生涯に迫ります。

特設展

開館30周年記念特設展「山と水の文学」
7月13日(土)~8月25日(日)

四季それぞれに豊かな表情を見せ、人をひきつける山。そこに源を発して流れる渓流や、静けさをたたえた湖や沼は、変化に富んだ美しさで私たちを魅了します。

「山と水」をテーマに、詩歌や小説・随筆・紀行文などの文学作品を紹介する展覧会です。

*第4回「山の日」記念全国大会関連事業

開館30周年記念特設展「太宰治 生誕110年ー作家をめぐる物語ー」
4月27日(土)~6月23日(日)

御坂(みさか)峠の天下茶屋や甲府の湯村温泉での執筆、甲府市御崎町(みさきちょう 現・朝日5丁目)での新婚生活など、太宰治は山梨と関わりの深い作家です。初めての単行本の出版を切望した様子や、結婚にまつわるエピソード、戦後の活躍など作品をよむだけではわからない太宰治をめぐる物語を紹介します。

☆人気漫画文豪ストレイドッグスの展示コーナーもあります。※グッズなどのノベルティはございません。

常設展

令和元年度 冬の常設展  近代文学の名作6  深沢七郎「楢山節考」
2019年12月3日(火)~2020年1月26日(日)

常設展示室では、春夏秋冬年4回の展示替えとともに、選りすぐりの資料を期間限定で紹介するコーナーを設けています。2019年は開館30周年を記念し、「近代文学の名作」を直筆の原稿、草稿(下書き)により紹介。

その第6弾として、深沢七郎の「楢山節考」の原稿を展示します。



■ 深沢七郎(ふかさわ しちろう) 小説家 1914-1987

山梨県笛吹市石和町生まれ。旧制日川中学校卒業後、保険会社勤務、旅回りのバンドに入るなどして放浪生活を送った後、1954(昭和29)年、ギタリストとして日劇ミュージック・ホールに出演。1956年、姥捨伝説をもとにした小説「楢山節考」で第1回中央公論新人賞を受賞、小説家の三島由紀夫や正宗白鳥から高い評価を得た。その後、戦国時代の農民一家の生と死を淡々と描いた「笛吹川」やエルビス・プレスリーに熱狂する青年群像「東京のプリンスたち」など話題作を次々と発表した。1960年12月、「中央公論」に発表した「風流夢譚」を発端として、翌年中央公論社社長宅が襲撃される事件がおこったため、数年間、世間から身を隠し各地を転々とした。1965年、埼玉県久喜市にラブミー農場を開き、また、今川焼屋、焼きだんご屋を開業するなど多くの話題を提供した。1981年、『みちのくの人形たち』で第17回第谷崎潤一郎賞を受賞。



令和元年度 冬の常設展  近代文学の名作7 深沢七郎「笛吹川」
2020年1月28日(火)~3月8日(日)

常設展示室では、春夏秋冬年4回の展示替えとともに、選りすぐりの資料を期間限定で紹介するコーナーを設けています。2019年度は開館30周年を記念し、「近代文学の名作」を直筆の原稿、草稿(下書き)により紹介。

その第7弾として、深沢七郎の「笛吹川」の草稿を展示します。



■ 深沢七郎(ふかさわ しちろう) 小説家 1914-1987

山梨県笛吹市石和町生まれ。旧制日川中学校卒業後、保険会社勤務、旅回りのバンドに入るなどして放浪生活を送った後、1954(昭和29)年、ギタリストとして日劇ミュージック・ホールに出演。1956年、姥捨伝説をもとにした小説「楢山節考」で第1回中央公論新人賞を受賞、小説家の三島由紀夫や正宗白鳥から高い評価を得た。その後、戦国時代の農民一家の生と死を淡々と描いた「笛吹川」やエルビス・プレスリーに熱狂する青年群像「東京のプリンスたち」など話題作を次々と発表した。1960年12月、「中央公論」に発表した「風流夢譚」を発端として、翌年中央公論社社長宅が襲撃される事件がおこったため、数年間、世間から身を隠し各地を転々とした。1965年、埼玉県久喜市にラブミー農場を開き、また、今川焼屋、焼きだんご屋を開業するなど多くの話題を提供した。1981年、『みちのくの人形たち』で第17回第谷崎潤一郎賞を受賞。



「新収蔵品展 作家のエピソード」 高浜虚子・飯田蛇笏・芥川龍之介・井伏鱒二・太宰治・深沢七郎ほか
2020年1月25日(土)~3月22日(日)

2019年に当館で新たに収蔵した約70点の資料をご覧いただきます。

文学作品や文学者の手紙などが書かれた背景にある様々なエピソードとともに、資料を紹介します。





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